介護施設に入居している祖母に会いに・・・。生きてるうちにばあちゃん孝行はしておいた方がもちろん良いよってお話。

家族

こんにちは、kotoha です。

本日は、祖母に会いに行ってきました。

祖母は、私の母の母にあたります。

家には色々と事情があり、私が中学生の頃親が離婚をしまして、

父親が婿養子だったもので、父が家を出て行きました

なので、一番身近に居た祖父と祖母は、母の方の両親にあたります。

自分で書いていても何だかややこしく感じますが、すみません。

祖父はもう、7年ぐらい前に亡くなってしまいましたが、

祖母はまだまだ元気であります。

母と祖母の折り合いが悪く、母は、祖母の面倒を見れないと言うことで、

5年ほど前から、施設に入居しています。

祖母が施設に入居するまで、色々とありました。

私は嫁に出ているもんで話を聞いただけですが、口論は日常茶飯事。

挙げ句の果てには取っ組み合いまで・・・。

実の母親でも、合わないものは合わないんですね。

歳を取ったから気が荒くなった訳でもなく、生まれ持っての性格だそうです。

私の知っている祖母は、大人しく優しい祖母だったのに・・・。

それも猫被ってる。って母が言うぐらいですから、

よっぽど自分の母が嫌いなんでしょうね・・・。

話がズレましたが、祖母に会うのは、2年ぶり。

いつでも会いに行ける距離なのに、中々顔を出す機会がなく、

反対に近くに居るからこそ、いつでも会えるし・・・。

って思っていたんですね。

2年前にあった時、手にビーズの指輪をしていたんですが、

それは、私がまだ結婚をする前に作って祖母にプレゼントをしたものでして、

だいぶ色褪せていました。

でも、ずっと着けていてくれている祖母に感謝し、祖母に言ったんです。

ばーちゃん、今度もっと良い指輪作るよ』って。

それから2年・・・。

ずっとその約束を気にはしていたのですが、毎日の生活に追われ、

気が付けば2年!!

そんなに月日が経っていた事にビックリ。

最近友達の祖母が亡くなり、我に返りました。

親も勿論そうだけど、やっぱり生きているうちに孝行をしておかないと、

絶対に後悔するって。

3時間位かけて指輪を編み、祖母の所に届けました。

祖母は、まだ手にあの色褪せたビーズの指輪をしていてくれていました。

新しく作った指輪を手にはめてあげると、

本当に嬉しそうに何度も何度も眺めていました。

とても感動するお話ですが、ばーちゃんやっぱり呆けていて、

私が、誰だか分かってない様子・・・。

身長高いけど何㎝あるだい?

とかれこれ5回は聞かれ、

子供は何人いるだい??

とかれこれ7回は聞かれ、

その他同じ話しを何度も何度も繰り返した後、

じーちゃんは元気かい?

という質問に言葉が詰まり、まさか死んじゃったとは言えないし・・・。

う、うん。元気だよ

ってすこし気まずくなりながらも、楽しくくっちゃべって来ました。

帰りは、スリッパのまま駐車場までお見送りしてくれて、

何も、あげるものないけど、これ持って来な

って、施設の庭の花をもいでくれました

まだまだ、足腰はしっかりとしていて、来月90歳になるとは思えない。

でも、いつどうなるかも分からないから、会いに行って本当に良かったです。

ばーちゃんこれからも長生きして下さいな。

母曰く

『ばーちゃんは100歳まで生きる!先にこっちがどうなるか分からない。』

だそーです。

そう言えば、昔じーちゃんが酒の肴にとテーブルのお皿に置いてあった

さきいかを美味しく頂いていたのですが、そのさきいか・・・

何と!

ばーちゃんが食べたけど歯が弱くて噛みきれずに皿に戻して置いといた

さきいかだったそうです。

ばーちゃんはじーちゃんの為に、軟らかく噛み砕いておいてくれたのね。

夫婦愛って素晴らしい。               おしまい。


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