飼い猫の話2。

動物

こんにちはkotohaです。今日は私が飼っていた猫の話の続き〜。

当時付き合っていた彼(今の旦那さん)との間に、子供が出来ました。

出来ちゃった結婚なんですが、バタバタと結婚式をすませ、実家から出てアパートを借りる事に。その頃、実家にいたトラは、事故にあって死んでしまっていた。そして、私は、マリ(猫)の他にワンコも飼っていました。アパートを探すのに当たり、マリとワンコも一緒に住めるアパートを借りました。

アパートには、2年しか住まなかったけど、子供も産まれて今思えば、あの頃が一番マリは幸せだったんじゃないかな〜。ワンコとも仲良くやってたしね。

アパートを出る事にしたのは、家を建てる為。家が建たる半年ぐらい実家にお世話になる事に。その間に二人目妊娠。

家も無事に建って、新しい家に住むに当たり、旦那さんは、マリを連れて行くのを拒んだ。新築に、猫はちっょと嫌なのは分かるけど・・・。

母に相談しても自分で飼っている猫なんだから、新築だろうがなんだろうが連れて行けと・・・。そりゃそうだよね、それが猫を飼うという責任だもん。飼い主の勝手で、置いて行くのは可哀想だ。

でも姉は、結婚してもはなは連れて行かなかった・・・。姉の旦那が猫が嫌いだかららしいけど・・・。

家が建って、引越しでバタバタしている間、マリを少しの間実家に置いて来てたんだけど、ある日母から電話が来て、

実はマリが、何日か前から出て行っちゃって帰ってこない。何度も呼んだけど出てこない。家の裏に、動物の死骸があるんだけど、毛並みがマリに似てて、多分マリだと思うから、残念だけど確認しに来て。

と・・・。マリが死んじゃた?嘘でしょ?私は、慌てて実家に向かった。心臓がドキドキして、胸騒ぎというか何というか・・・。嫌〜な気分のまま・・・。

実家に着いて、恐る恐るその動物の死骸を確認したんだけど。一瞬で分かった。あれはどう見ても、マリじゃない。てかどう見ても、タヌキじゃないか・・・。母は、マリだと言うけれど、毛の色からして全くの別物・・・。母は、猫とタヌキの違いすらわからないのか??ビビって損した〜。

母に、少し怒りを感じながらも、一安心して外に向かってマリを呼んでみた。

マリー

ニャー

可愛らしい声と共に、草むらからマリが出て来た。

マリいるじゃん。

と母に言うと、

え〜何回呼んでも出てこなかったのに。

だって。この時は、本当にマリが可愛らしく思えた。マリはいつも、誰にでも愛想がいいし、すっとぼけているから、私の事をちゃんと飼い主だって確認しているのか不安だったけど、ちゃんと私の事を思っててくれてたんだ。私が、実家から出てっちゃったから反抗して、家出したんだね〜。可愛いいやつ〜。

そんな事もあったから、予定より早めに新築の家にマリを連れて行った。

でもマリ・・・。新築の家からも家出した。近くに作業所(お米を洗米する所)があるんだけど、その作業所の床下に入っちゃって出てこない。呼ぶと、返事をして、ちょこっと顔を出すだけで捕まえられない。

そんな事を、2〜3日続けて、ようやく観念したのか、諦めたのか、作業所の床下から出て来て家の中で生活を始めた。

”猫は、家に着く”って聞いた事があるけれど、本当にそのとおりだと思った。あの猫らしくないマリですら、反抗して家出するぐらいだから。猫らしい猫(表現がおかしいか・・・。)だったら、きっと何処かに行ってしまうかもしれない。

そんな出来事があったりしながら、次男も産まれごくごく平凡な日々が続いた。

新築だった家の壁はボロボロ。和室の部屋の畳で、爪を磨ぐ・・・。新しく買ったソファーなんかバリバリ。旦那さんとマリの事で、よく喧嘩もした。私は私で、子育てで手一杯。マリとワンコに昔ほど手を掛けてあげられなくなっていた。

そんなある日。ワンコが行方不明に・・・。チワワだったんだけど、家飼いしててゲージにも入れてなかったから、子供がドアを開けたのと同時に出て行ってしまった。気付いたのが遅かったのもいけなかったけど、どんだけ探しても、保健所に連絡を取っても、結局見つからなかった。可哀想なことをしてしまった・・・。

成犬とは言え、子犬ほどの大きさしかない。ビビリのくせに、1匹で出て行ってしまうなんて・・・。車に引かれちゃったんじゃないか・・・。近所にはキツネも出る。もしかしてキツネに食べられちゃったかも・・・。そんな不吉なことばかり頭の中でグルグル回る。

だけどショックと同時に、何で帰ってこないんだろう?って、ワンコだもん、家ぐらい分かるだろう・・・。お馬鹿さんなんだから、って怒りにも似たこの気持ち・・・。誰かに拾われて、幸せに飼ってもらっていればいいな〜ってそればかり願ってる。(もう生きている年じゃないけどね。)

ワンコが出て行ってしまって、マリは何を思ってたかな〜。いつも一緒に遊んで居たから、彼女は彼女なりに、寂しかったのかな〜。猫の気持ちが分かればいいのにね。

そんな寂しい日々が続き、ワンコの事にも諦めと、気持ちの整理がつき始めていた頃。

今度は、マリが出て行ってしまった。マリまでもが・・・。続く〜。

飼い猫の話3。

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