長男、部活やめるって。その2

学校

こんにちはkotohaです。今日は長男が部活を辞めた話の続きを書きたいと思います。

長男が、部活を辞める事を決意してから中々話が進まなかった。夏休みに入ってしまった為もあるけれど、退部の仕方が分からない。

そのまま、部活を辞める事を顧問の先生にも、コーチにも伝えないままで休んでいた。

いつも、一緒に部活に行ってた友達にも言えないまま・・・。その友達のお母さんには部活を辞めたい事を相談したんだけど、「直ぐに退部しなくても、取り敢えずは、少し様子見でもいいんじゃないかな」って言ってくれた。でも、その中途半端なままが一番良くないと思った。

そんな事をしているうちに、バスケで使うビブスの注文と保護者会費の集金が来た。いい機会だったのかもしれない。

もうこのまま、夏休みが終わるまで待てないし、退部する事を伝えないと、また無駄にお金がかかってしまうし・・・。お財布の為にも早くしないと・・・。

その後は、あっという間だった。

長男の口から直接その仲の良い友達に退部する事を伝えさせた。電話で伝えたんだけど、隣で聞いている私にまで気まづさが伝わって来た。

そして、直ぐに部活の顧問の先生に電話で、退部したい事を伝えた。先生は、「長男君頑張っていた分残念ですが、本人の意思ならしょうがないですね。分かりました。ただ、本人と一度会って話をしたいですが、いいですか?って。

勿論、長男は、たかだか2ヶ月ぐらいしか部活をやって来なかったけれど、顧問の先生にも、コーチにも、先輩や仲間たちにもきちんと会って自分の口から辞める事と、お世話になったお礼を言わせようと思っていたから、その事を先生に伝えたら、丁度今日の部活で顧問の先生も、コーチも揃うと言うので部活に伺うことにした。

何日も、中途半端でいて、退部をするにはどうすればいいか考えていたのが馬鹿みたいに、話がどんどん進んだ。

顧問の先生との電話が終わって直ぐまた電話が鳴った。今度は担任の先生からの電話だった。顧問の先生が直ぐに、担任の先生に連絡をしてくれたらしい。その早さに驚いたけど、ありがたかった。担任の先生も、長男が部活を辞める事に対し、反対せずにむしろ賛成してくれた。やっぱり、毎日学校での生活を見ていて、疲れ果てていたのを分かっていたらしい。「もっと長男君に合う部活があるはずだから、二学期からゆっくりと探せば良いよ」って優しく言ってくれた。

先生達の迅速な対応にとても有り難く感じながらも、あ〜本当に退部しちゃったんだな・・・。って寂しくも思った。

夕方、長男を連れて顧問の先生とコーチと部活のみんなに挨拶をしに体育館に行った。

体育館では、夕方とは言えまだ暑い中、汗だくで皆が部活に励んでいた。それを見ると、やっぱり少し心が痛んだ。本来ならば、ウチの長男もあそこの中で頑張っているはずなのに・・・。部活仲間達とこれから楽しい思いや悔しい思いをしながら成長していくはずなのに・・・。って。

長男と顧問の先生が話をしている間にそんな事を思いつつ、先生との話もすみ、コーチと皆んなに辞める事を伝える時間になった。

長男は、最後の最後まで挨拶をする事を拒んではいたけれど、先生が、何を伝えれば良いかをきちんと長男と話をしてくれていた。

コーチと皆んなの前で、辞める事と、お世話になった事、自分の気持ちを伝えた長男は、少し涙目になっていてそれを見た私の方が泣きそうになった。

部活の仲間が何人か来てくれて、長男に「今までよく頑張ったな」なんて言いながら背中をポンと叩いてくれてそれを見て、また泣きそうになった。

これが、長男が部活を辞めた経緯であります。

私が中学の時は、(私は美術部の為体育系の部活の事はよく分かりません)部活を辞める子なんて殆どの居なかった。

旦那の話によれば、キツかろうが、付いてかれなかろうがそんな事を言っている場合じゃないと・・・。昔なんかは、喉が乾いても部活が終わるまで水すら飲ませてもらえなかったらしい。そのキツイ体験をして、根性が付いて行く。だから、長男は甘えてる。やると決めた事を最後までやり遂げるという事が出来ない人間になってしまう。というけれど、この選択が将来長男にどう影響するのか私には分からない。

でも、やりたくもない楽しくもない事を続けて行くという事が、果たして良い事なのか?我慢する事も大事だとも思うけど、その我慢に意味はあるのかな〜?

自分たちの時代とは、また違う時代。キツイ事経験して、辛い事体験して学ぶ事も沢山あるけど、果たしてその経験は、良い事なのかって。私だったら出来ればそんな経験したくないもんな〜。これから長男が何を選んで、何を頑張っていくのかあたたかく見守りたいと思います。

ただ、今の所毎日毎日ダラダラと中学生らしからぬ生活を送っているのですが、また長男が何をやり始めたのか分かり次第書きたいと思います。

おしまい。

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